新刊・Op.ローズダスト
Op.ローズダスト発売を記念しての期間限定ブログです。
last update 2007/07/04 13:39
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勇気を出して

 都内の大型書店などには無事「Op.ローズダスト」が並んだそうです。地方の方々にはちょっとお待たせしてしまっておりますが、発売日の15日にはほとんどの書店に入荷されると思います。

 最近は単行本の棚が小さな書店も多いので、もしかしたらなかなか見つからないかもしれませんが、そんなときは勇気を出して、

「『Op.ローズダスト』はありませんか?」

 と訊いてみてください。

「出版社名は『文藝春秋』、作者名は『福井晴敏』、ISBNコードは上巻が『4163245006』、下巻が『4163245103』、価格は上下巻ともに『1890円(税込み)』、『角背』で『分厚く』て『表紙がきれいな』本です」

 ここまで言えば入荷されていれば見つけてくれるはず!

 なにとぞよろしくお願いします。



取材写真3枚

 今日もブンゴーは仕事です。

 なので、今日は

「Op.ローズダスト」ができるまで〜取材写真編〜

 をお送りいたします。

 小説を書くのに大量の資料を必要とするブンゴー。その資料は、歴史書、建築図鑑、兵器辞典、防衛白書に官庁発行のパンフレット、インターネット上の統計資料から自分で撮った写真にいたるまで多岐に渡ります。

 今回はそんな資料の一つである「写真」をいくつか載せようと思います。

 まずは、これ。

暁埠頭

 おわかりになるでしょうか、下巻の最後に出てきた「暁埠頭」の辺りです。これを撮っているブンゴーの背後に例の公園がありました。(公園からはちゃんと海も見えます)

 このように、「何か事件が起きる場所、起こった場所」は実在する場所をモデルに……というよりも、そのものを書いてます。ごく稀に実在しない場所もあるようですが、基本的には探すと大抵の場所は実際にあります。普段は写真などはあまり撮らないで、記憶を頼りに書いているようですが、今回は仕事場から離れていて、

「あれ? ここどうなってたっけ? ちょっと見てこよう」

 というわけにもいかないので、写真を撮っていたようです。

 ちなみに「事件が起きる場所」とは逆の「生活の場」、たとえば「並河の家」などには実在のモデルはないそうです。なんとなくぼんやりとしたイメージの方が、リアルな生活感が出る気がするとブンゴー。

 次はこれ。

これが「ピグ」。

 これはブンゴーが撮ったものではありませんが(あたりまえ)、その場にいた人がブンゴーに頼まれて撮ったものです。あまり詳しく説明してしまうと、未読の方にはネタバレになってしまうので避けますが、これが「ピグ」です。こういうものは資料として忘れないように撮っておきます。形状を説明する文を書くときにも、写真があると思い出しやすいのです。

 では今日最後の写真です。

?

 ……?

 なんでしょう、これ?

 このブログを書くために「お台場」という写真フォルダの中を探していて見つけたのですが、なんなのかよくわかりません。

 しばらくの間、前後の写真を見て、必死に記憶をたどり、ようやく思い出しました。

 あ、これ、デジカメに慣れてなかったブンゴーが、ポケットの中からカメラ出そうとするときに、シャッター押しちゃった奴だ。

 つまり、ブンゴーのGパンと、地面です。

 こんなことをしつつも、「Op.ローズダスト」は無事完成いたしました。この努力(?)が、「買って良かった!」と言っていただける本として結実していたら幸いです。



 文豪は昨日(4/20)、某スポーツ新聞の取材を受けていたようです。ゴールデンウィーク明けくらいにインタビューを掲載していただけるそうです。(まだ正確な日付はわからないようです)

 それ以外は仕事場にこもって「次作」のために年表やら資料やらと格闘しているとのこと。どうやらプロットを書き始めたようなのですが……。

 というわけで、今日もブンゴーへの取材はできませんでした。仕方がないので、パソコンの中などをあさってみました。そして発見されたものが、これ。

厳寒の海

 記録を見ると、昨年末に中高生向けの講演のため札幌に行ったのですが、その時、ちょっと足を伸ばして小樽まで行き、その時撮った写真だそうです。

 当時は「Op.ローズダスト」執筆中だったので、てっきりその「新潟」のイメージのために撮られた写真なのかと思っていたのですが、これがそうではないらしいのです。なんでも、

「次回作……の次くらいに書こうかと思ってる舞台に雰囲気が近かったから撮ってみた」

 のだそう。

 現在「次回作」のプロットを書いてる段階、この写真を撮ったときには「Op.ローズダスト」もまだ数百ページを残していたというのに、ずいぶんと先の話ですね。

 でも実は「Op.ローズダスト」自体、「亡国のイージス」を書いた直後に「次回作」として考えられていたものだったのでした。もしも、その予定通りに「Op.ローズダスト」が書かれていたら、当然「9.11」に関する話もなく、ずいぶん違った話になっていたことでしょう。

 「たまたまその時期に書かれた」ということで小説の内容は大きく変わってしまうのです。案外、小説にも「旬」があるのかもしれません。

 ところでブンゴー、この写真を撮っておいてあること、本人は覚えているのでしょうか……。人間の記憶にも「旬」があることを忘れてはいけません。



延長のお知らせ

 今日で4月も終わりです。

 ということで、このブログの更新も終了……と、言いたいところなのですが、今月下旬頃からまったくブンゴーが捕まらず、さっぱり「がっかり質問」にお答えできませんでした。

 せっかく送っていただいたのに、これでは申し訳ない!

 ということで、ちょっぴり延長します。ブンゴーの「お篭もり」もあと2日くらいで終わるそうなので、その後、たまっている質問にお答えできればと思っています(すべての質問にお答えすることはできないと思います、すいません)。

 質問の新規受付は、今日にて終了させていただきますが、ブログそのものはゴールデンウィーク明けくらいまでの延長を予定しております。質問をお送りいただいた方、ちょっとがっかりしたい方は、お暇なときに覗いてみてください。



 

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